小腸の一部分にできるがん|命を紡ぐマル秘テクニック|心臓ドックを受けて健康な体を保つ
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命を紡ぐマル秘テクニック|心臓ドックを受けて健康な体を保つ

小腸の一部分にできるがん

カウンセリング

がんが原因で起こる症状

十二指腸がんは、小腸の部分である十二指腸にできるがんです。小腸は十二指腸、空腸、回腸の3つの部分に分類されます。十二指腸は胃から小腸につながる部分を言い、これが最もがんができやすい部分になります。十二指腸は本来栄養を吸収する働きをします。しかし、この部分にがんができてしまうと栄養が吸収されにくくなります。従って、体重が減少するといった症状が起きる可能性があります。この他にも、腹部の痛みや吐き気、嘔吐や下痢なども十二指腸がんが疑われる症状です。そして、がんの出血が起きた場合は体外への出血や貧血が起こることもあり、十二指腸がんでは全ての症状も含めて十分な注意が必要です。十二指腸がんは、80%が良性腫瘍からがんになると考えられています。がんが進行して転移してしまう前に、治療を受けていくことが予後も良好とされています。

一般的な手術

十二指腸がんの治療は、がんの部分を手術で切除していく方法で行われます。最近は内視鏡による手術が積極的に行われていますが、がんが広がっている場合は内視鏡では難しくなります。その場合は開腹手術が選択されますが、転移している部分があればそれも一緒に切除していくことになります。転移の可能性がある部分は、リンパ節や十二指腸壁の筋肉の層、そして胃が挙げられます。胃は2/3程度切除する場合もありますが、最近ではできるだけ胃を温存する方法が取られています。また、肝臓や肺にまで転移している場合は摘出手術は困難です。そのような場合は、がんの出血や腸の閉塞を避けていく方法として、胃と十二指腸以外の小腸をつなげる胃空腸吻合が行われます。同じく胆管空腸吻合もあり、黄疸の症状が出た場合に適した方法となります。